いまの気持ちとうちスタの未来を語る

代表 Takako インタビュー

たくさんの方に愛されるTakako先生。数十年の実績はどのように培われたのでしょうか。先生の経験やうちスタのたちあげ、レッスンに対する考えなどを伺ってきました。

わたしの原点は、25年前の「エアロビクスインストラクター」

主婦だった私が、産後の体型を戻すためにエアロビクスを始め、気づくと今日まで25年もやっていることになりますね。最初はただ好きなだけでしたが、「これからどうやって生きていこう」と考える時期に目についたのがエアロビクスの養成講座でした。

──指導歴も人生経験も豊富な先生ですが、エアロビクスインストラクターで楽しかったこと、大変だったことはなんですか？

自分のレッスンで、みなさんが元気になっていく。老若男女、汗をかいて、笑顔で振付を覚えて踊りきる、それがエアロの魅力です。「エアロレッスンには起承転結のストーリーとベルカーブという有酸素運動を効果的にすすめるセオリーがある。レッスンに参加したらみんなが効果と楽しさを感じられるようにするのがインストラクターの役割。」エアロの先生の言葉は、今の私のすべてのレッスンに共通する信念です。
辛かったことは、デビュー当時、集客をとれないレッスンがあったこと。新人の頃は仕事は絶対に断らない！と決めていて、大人気の競技エアロの先生の代行に行って参加者さんのほうが上手だったこと（苦笑）

大ケガの連続。松葉杖で通ったスタジオレッスン

私のように傷害がある方の助けになりたい。お客様と向き合うための、うちスタ立ち上げ

──外部のレッスンで忙しかった中、なぜうちスタ�Tを立ち上げたんですか？

自分がケガや手術をして健康体でなくなりました。長い移動時間で遠方でのハードなレッスンを何本もこなす中で、このままだとレッスンの質がさがると思いました。私のように傷害を抱える方に知識を伝える時期がきたんじゃないかと気づいたんです。 子供たちが社会人になったこともきっかけですが、友人や近所の方がヨガを教えてほしいと来られ、口コミで「レッスンを受けたらとても気持ち良い」とどんどんお客様が増えていきました。

──なぜ、うちスタ�Uを立ち上げたんですか？

うちスタ�Tのグループレッスンは3人が限度なので、お断りすることが増えてきたと同時に、整体やタイマッサージを提供していたので、グループレッスンを別の場所にしたほうがお客様もわかりやすいのでは？と思ったのです。

──具体的な症状などを教えてください

タイマッサージは医療用マッサージではありませんが、坐骨神経症、腰痛、外反母趾の痛みなど、長い方で7年間くらい病院や治療院で症状が改善されないかたが良い方向に向かいました。精神的には、カウンセリングも含め職場や家庭でのコミュニケーションがうまくとれるようになったり、転職など環境が変わった方もいます。心と体は繋がっています。症状や痛みが軽くなり、生活習慣から変える努力をする中で、周りの人に優しくできたり客観的に考えられるようになり、関係や環境変わっていきます。
タイマッサージでも、レッスンでも、もし私に会えなくなっても、自分で自分をよくするケアを全力で教えています。

弱さのある強い私だから寄り添える

私も重度の傷害の後遺症や痛みが今もあります。だからこそ自分でケアしなければ、インストラクターとしてもセラピストとしても活動できない。私自身もお客様と同じ立場の患者なのです。健康でない私だからこそ寄り添える部分がたくさんあるし、心身共に痛みを抱えている皆様に少しだけ近づける。これがわたしの弱みであり、精神面の強み・セラピストとしての「力」なのです。膝も、お腹も、腰痛も…これは、弱点ではないのではないかと思います。

変わり続けるわたしとうちスタ

──10月でうちスタ�Uは一周年ですが、これから先の展望は？

グループレッスンを増やしたり、タイマッサージももっと充実させて、いつの日か、「あ、あのタイマッサージのTakakoさんなのね」と言われるくらいにしたい！ わたしも皆さんと一緒に成長し、老いていく。自分の体を整え負担のない状態でもっと働きたい。私の状態がよくないと、お客様が気持ちが良いはずはないから。
レッスンはおもしろいし、タイマッサージは気持ちが良いからきてください。絶対損はさせません！
あ、いつかうちスタカフェもオープンしたいな（笑）